ついに筋トレを始めたのに、体重計の数字が増えた?
頑張ってきた。6週間のスクワット、ロウ、プッシュアップ。夕食にはタンパク質多めの食事も意識した。勝利を期待して体重計に乗ったら、数字は…増えている。1キロ。下手すると2キロ。
パニックモード突入。脂肪がついた?代謝が壊れた?もう一度炭水化物をやめるべき?
深呼吸して。あなたが見ているものは、おそらくあなたが思っているものではない。むしろ、まさに起こるべきことが起きている可能性が高い。
体重計は何を測っているかを知らない
筋トレの初心者に誰も教えてくれないことがある。あなたの浴室の体重計は総質量を測っている。1キロの脂肪、1キロの筋肉、1キロの水分、1キロの昨夜食べたパスタの違いを区別できない。
だから数字が上がったとき、体重計はただ変化を報告しているだけ。あなたを裁いているわけでも、物語を語っているわけでもない。
本当の物語は体組成にある。つまり、その総重量のうち、どれだけが筋肉、脂肪、骨、水分、その他なのか。まったく同じ体重の2人でも、組成が違えばまるで違って見える。
体重計が見逃しているものの全体像を知りたいなら、体組成 対 体重計の数字に関するこの記事が分かりやすく説明している。
なぜ筋肉の成長が体重計に現れるのか
筋トレを始めると、体はいくつかのことを同時に行う。素早く体重を増やすもの、ゆっくり増やすものがあり、そしてそのほとんどが良いニュースだ。
新しい筋肉組織。 筋肉は脂肪より密度が高い。1キロの筋肉は、1キロの脂肪より約18パーセント体積が小さい。つまり、ちょっとした増加でも、体重計よりも鏡に映る姿の方が大きく変わる。 グリコーゲンの貯蔵。 鍛えた筋肉はより多くのグリコーゲン(体の炭水化物燃料)を蓄え、グリコーゲン1グラムにつき約3グラムの水分を引き込む。よく鍛えられた体は、こうしたものを数キロ余分に保持でき、それがすべて「体重増加」として現れる。 修復による水分保持。 ハードなセッションの後、筋肉は再構築中に水分を保持する。これは健康的な意味での炎症であり、悪い種類のものではない。通常、数日以内に収まる。 血液量の増加。 トレーニングを続けると、循環器系は新しい筋肉を支えるためにより多くの血液を運ぶよう適応する。血液が増えれば、体重も増える。これらを合計すると、本格的なトレーニングの最初の1〜2ヶ月で1〜2キロ増えるのは完全に正常だ。どれも脂肪ではない。
実例
たとえばマヤが初心者向けの筋力プログラムを始めたとしよう。開始時は65キロ。6週間後、彼女は67キロになっている。ジーンズはゆるくなり、鏡に映る腕は引き締まって見える。挙上重量は全体的に伸びている。
彼女はフィットネスに「失敗」しているのか?もちろん違う。おそらく除脂肪組織を約1キロ増やし、グリコーゲンと水分を加え、同時に体脂肪も少し減らした。体重計は+2キロを示す。彼女の体はまったく違う物語を語っている。
ここで体重計は悪い語り手になり、そこそこのデータポイントにすぎなくなる。有用ではあるが、それは体重計が答えられない質問をやめたときだけだ。
正気を保ちながら進捗を追跡する方法
体重計がパズルの1ピースにすぎないなら、他のピースもいくつか必要だ。幸い、どれも派手なアプリも、ジムの会員権も、信用できないクラウドサービスにデータを渡すことも必要ない。
目標は執着することではない。正しい道を歩んでいると分かるだけの十分なシグナルを集めることだ。
ほとんどの人に効くシンプルなルーティンはこちら。
1. 同じ方法で、週に数回体重を測る。 同じ時間帯、似た服装、トイレを済ませた後に。科学的な裏付けが知りたいなら、体重の正しい測り方のガイドは5分読む価値がある。毎日測ってもいいが、日々の数字ではなく週平均を見ること。 2. 毎月ウエスト、ヒップ、腕のサイズを測る。 安いメジャーの方が、ほとんどの「スマート」体重計より正直に言って有用だ。体重計の数字が変わらないのに、ウエストが1センチ減ったなら、それは脂肪が筋肉に置き換わっている証拠。あなたの勝ちだ。 3. 4週間ごとに経過写真を撮る。 同じ照明。同じポーズ。ほぼ同じ時間帯。写真は体重計が見逃すものを捉え、毎日自分を見ているせいで鏡がついてしまう嘘も捉える。 4. 筋力を追跡する。 1ヶ月前より重いものを持ち上げられるなら、体は適応している。それがあなたが望んでいた適応だ。 sWeightのようなプライベートでオフラインのトラッカーなら、どこにもサインアップせず、会社に測定値を保険業者に売らせることもなく、スマホで体重とサイズを記録できる。アカウントなし、ドラマなし、クラウドも望む場合だけ。体重計が急上昇したときの対処法
まず、単一のデータポイントに反応しないこと。体重は日々、1〜2キロほど自然に変動する。ナトリウム、炭水化物、ホルモン、ストレス、睡眠、水分補給がすべて数字を動かす。詳しいメカニズムを知りたいなら、体重が日々変動する理由の解説が秀逸だ。
次に、視野を広げる。今日の数字ではなく、週平均を見る。トレンドが重要。単日は重要ではない。
そして、より良い質問をする:
- 服のフィット感は変わっているか?
- 1ヶ月前より重いものを持ち上げられているか?
- よく眠れていて、セッションの間に回復できているか?
- ウエストのサイズは体重計と同じ方向に動いているか?
体重計が増えていても、他のすべてが改善しているなら、あなたは望んでいた体を作っている。進捗の定義を更新する必要があるだけだ。
数字を単なる数字として受け入れる自由
筋肉は体積あたり重く、グリコーゲンは水を引き込み、体は変動する。これを理解すれば、体重計の数字はもはやあなたの朝を台無しにする力を失う。日々の審判ではなく、大まかなトレンドツールとして使えるようになる。
あなたのトレーニングは効いている。あなたの体は頼んだことをきっちりやっている。鏡、メジャー、バーベルは、洗面台の下の箱より優れたスコアキーパーだ。
努力を信じろ。パターンを見ろ。持ち上げ続けろ。
あなたの体。あなたのデータ。あなたの進捗は、あなたの条件で。